FAQ

Q1: 音鳴きはどれぐらいのレベルでしょうか?

サーキットパッドですので、音鳴きは発生します。
ストリートで、音鳴きが気になる場合は、純正の鳴き止めシムやグリスなどをご使用いただくことで緩和させることができます。音鳴きのレベルは、一般的なサーキットパッドと同程度です。

Q2: ダストの量は、どれぐらいのレベルですか?

摩材により格差はありますが、一般的なサーキットパッドと同程度です。
走行後、なるべく早い段階でホイールを水洗いしていただければ、ほとんど落ちるレベルです。

Q3: ライフは、他メーカーの商品に比べて、どれぐらいのレベルでしょうか?

同じレベルの効きのものを同じ使い方をしたと仮定すれば、同程度のライフになると思われます。他商品と比較をして極端にライフが短くなることはありません。
各摩材のライフに関しては、摩材ラインアップにて、詳しく表記しています。

Q4: レーシングキャリパへ交換していますが、摩材選択はどの様になるでしょうか?

純正ブレーキシステムよりも容量がアップした場合には、基準摩材よりも効きが弱い方向の摩材選択になります。また、ロータにスリットやホールがある場合は、より効きが弱い方向となります。
詳しくは、キャリパサイズによる摩材の選び方にてご確認下さい。

Q5: 純正以外のロータに使用しても問題はありませんか?

純正品と同等レベル、またはそれ以上のクォリティを持ち、寸法精度が出ているものであれば問題はありません。詳しくは、ロータサイズによる摩材の選び方をご覧下さい。

Q6: 新しいパッドへ交換するときの、注意点があれば教えてください。

新品パッドを装着した場合は、必ず最初に当り付けを行って下さい。
当たりがついていない状態では、パッド本来のパフォーマンスを発揮できません。当たり付けに関しましては、パッドの当たり付けを参考にしてください。

Q7: 車検には通りますか?

車検を受ける上では、残厚が残っていればパッドそのものに問題はありません。

Q8: サーキットパッドをストリートで使用しても、問題はありませんか?

ストリートで必要な最低限の制動力は発揮します。しかし、パッドやロータの摩耗量が増え、ブレーキ鳴きが発生しやすくなる場合があります。サーキットおよびストリートでの摩耗量に関しましては、摩材ラインアップを参照下さい。

Q9: フロント / リアで摩材違いのパッドを入れても大丈夫ですか?

もちろん、そのクルマに最適のブレーキバランスになるのであれば問題ありません。
ただ、リアの効きが強すぎると、ブレーキングオーバー(ブレーキング時にリアタイヤがロックして、オーバーステアのバランスとなる)の症状となりますので、ご注意下さい。
また、バランスを確認するためのフルブレーキは安全な場所で行って下さい。

Q10: 使用限度の摩材の厚さはどれぐらいですか?

摩材残厚5ミリが使用限界です。
残厚5ミリ以下で使用されますと、摩材が割れたり、バックプレートから剥がれます。
走行前および走行中のインターバルで、摩材残厚が5ミリ以上あることを確認し、5ミリ以下の場合は走行を中止し、必ず交換してください。

Q11: ウェアーインジケータ(摩材残厚センサー)は付いていますか?

ウェアインジケータは付いていません。チェックランプは、機能しませんので、使用に当っては、必ず、直接目視などで定期的に摩材残厚確認をするようにしてください。

Q12: フルードはどのレベルを使用すれば良いですか?

必ず、高温時でもフルード性能を発揮できる沸点特性のものをご使用ください。
最低でもDOT4規格以上を推奨いたします。

Q13: 交換後、ジャダが出ますが、そのまま乗っていても大丈夫でしょうか?

ロータは、交換前に使用されていたパッドとの摩擦で段つき摩耗しています。
ロータの段つき摩耗が大きい場合は、それが原因で装着直後にジャダが発生することがあります。サーキット走行の連続周回で当たりがつき、解消してしまうケースもありますが、摩材の面取りをしていただくなどの対策をおすすめします。また、段つき摩耗が大きい場合はロータ交換やロータ研磨が必要です。詳しくは、ブレーキパッドのウンチクをご覧下さい。