車種別マッチングリスト

車種別 適合 ZC31S

サーキットC

基準品は、フロント10F、リア88B となります。
このセットをベースに、制動力を全体的に強める場合は、フロント12D、リア88B / 89R / 03Cからのチョイス。そして、フロント10F、リア88Bのバランスから、ほんの少し、制動力を強めたい場合は、フロント10F、リア 89R / (03C)がオススメです。

※ リア摩材に、03C を使用する場合、ブレーキングでオーバーステアが出ないセットアップ
  限定となります。

 

 

開発レポート 「富士メインコース」① ラジアルタイヤ

テスト車輌 スイフト  ZC31S  (開発車輌)
テスト日 2007/11/13
サーキット 富士スピードウェイ(メインコース)
外気温 18.8℃
天候 晴れ
コンディション DRY
タイヤ ラジアル  アドバンネオバ
215/40/17
ブレーキの仕様 F:純正
R:純正

 

■ F 10F  R 86A

ブレーキロータ温度

511℃ 531℃
245℃ 231℃

Tanaka's memo

  • DUNLOPコーナーをギリギリまで飛び込むと、4~5ラップ
    程度で滑りを感じる。
  • 少し効きが足りない。滑りを感じるのは1コーナーとDUNLOP
    コーナーのみ。
  • 温度が上がると滑り出すが、その前ではリニアでコントロー
    ラブル。
  • 富士のメインコースを全開で攻めるには厳しい。
  • 03C/86A  マッチングは、適正制動力の-1  レベル

 

ブレーキ踏力と効きの関係グラフ

グラフ

このグラフは、ブレーキ踏力と、効きとのバランスをグラフ化したものです。

このグラフの見方

 

開発レポート 「富士メインコース」② ラジアルタイヤ

テスト車輌 スイフト  ZC31S  (開発車輌)
テスト日 2008/01/30
サーキット 富士スピードウェイ(メインコース)
外気温 8℃
路面温度 5℃
天候 晴れ
コンディション セミウェット → DRY
タイヤ ラジアル  アドバンネオバ 
215/40/17
ブレーキの仕様 F:純正
R:純正

 

■ F 10F  R 88B

ブレーキロータ温度

500℃ 503℃
268℃ 265℃

Tanaka's memo

  • リアロックにより、ブレーキングオーバーが出ることはない。
  • 制動距離は短くなった。
  • こちらのバランスの方が良い。
  • 86Aで感じる微妙な滑りが改善され、よりリニアな特性と
    なった。

 

 

開発レポート 「富士メインコース」③ ラジアルタイヤ

テスト車輌 スイフト  ZC31S  (開発車輌)
テスト日 2008/03/11
サーキット 富士スピードウェイ(メインコース)
外気温 18℃
路面温度 未計測
天候 晴れ
コンディション セミウェット → DRY
タイヤ ラジアル  アドバンネオバ 
215/40/17
ブレーキの仕様 F:純正
R:純正
ベストタイム 2.17.1

 

■ F 10F  R 88B

ブレーキロータ温度

604℃ 539℃
298℃ 245℃

BEST:2.17.1

Tanaka's memo

  • 効きは初期から奥まで、リニアで安定しているが、全体的に
    少し足りない。
  • 軽く踏む部分でも、強く踏む部分でも、踏んだだけ効くので
    コントロール性は高い。
  • 効きの弱さは、踏力がある人には対応できるが、踏力がな
    い人には厳しい
  • 多少ブレーキ鳴きはある。

 

 

■ F 12D  R 88B

ブレーキロータ温度

563℃ 511℃
281℃ 246℃

BEST:2.17.3

Tanaka's memo

  • 初期も奥も良く効き、良く止まる。
  • リリースコントロール性も高い。
  • フロントの効きに対して、リアの効きが少し足りないように思う。
  • ストリートでの効きのマイルドさは絶品
  • 鳴きも気にならないレベル

 

ブレーキ踏力と効きの関係グラフ

グラフ

このグラフは、ブレーキ踏力と、効きとのバランスをグラフ化したものです。

このグラフの見方

 

開発レポート 「富士メインコース」④ ラジアルタイヤ

テスト車輌 スイフト  ZC31S  (開発車輌)
テスト日 2008/04/01
サーキット 富士スピードウェイ(メインコース)
外気温 14℃
路面温度 16℃
湿度 52%
天候 晴れ
コンディション DRY
タイヤ ラジアル  ポテンザRE-11
215/40/17
ブレーキの仕様 F:純正
R:純正

 

■ F 12D  R 10F

ブレーキロータ温度

630℃ 523℃
220℃ 214℃

BEST:2.16.9

Tanaka's memo

  • リアロックにより、ブレーキングオーバーが出ることはない。
  • コーナー直前でリアの効きによる減速感が大きい。
  • リアが効く分、コーナーリングにつなげにくい。
  • 1コーナー、DUNLOPコーナーの飛込みは、大きな安心感
    があるが、ネッツコーナー、最終コーナー等の弱いブレー
    キでのコントロールが難しい。

 

ブレーキ踏力と効きの関係グラフ

グラフ

このグラフは、ブレーキ踏力と、効きとのバランスをグラフ化したものです。

このグラフの見方

 

開発レポート 「富士メインコース」⑤ ラジアルタイヤ

テスト車輌 スイフト  ZC31S  (開発車輌)
テスト日 2009/6/23
サーキット 富士スピードウェイ(メインコース)
外気温 29.7℃
路面温度 37.0℃
天候 晴れ
コンディション DRY
タイヤ ラジアル ネオバAD08
215/40/17
ブレーキの仕様 F:純正
R:純正

 

■ F 10F  R 88B

ブレーキロータ温度

555℃ 530℃
   

ラップタイム:2.14.522

Tanaka's memo

  • 軽量化(シート2脚をRECAROに変更)により、10Fでは少し
    連続ラップで足りない状況からギリギリ10Fでも使用できる
    ようになった。

    10Fが使用できることから、12Dよりリリース性が強く、フル
    ブレーキではないコーナーでのコントロールにも優れる。


    ・サイドエアーバック搭載車 + ノーマルシート 
                             → 12D (フロント摩材)


    ・サイドエアーバック非搭載車 または
     軽量シートへ変更             
                             → 10F(フロント摩材)

    の適合が、良いと思われる。

 

 

開発レポート 「岡山国際サーキット」 ラジアルタイヤ

テスト車輌 TM-SQUARE   2号車
テスト日 2011/03/03
サーキット 岡山国際サーキット
気温 6.6℃
路面温度 10.1℃
天候 晴れ/曇り
コンディション DRY
タイヤ ラジアル クムホV700
F:225/45/16
R:205/45/16
ブレーキの仕様 F:純正
R:純正

 

■ F 10F  R 88B

ブレーキロータ温度

435℃ 521℃
203℃ 188℃

BEST:1.55.344

Tanaka's memo

  • ストレートエンドの効きは、ピッタリ。
  • 踏力の弱いコーナーは、ほんの少しだけ、
    効きが強いように感じる。
  • リリースコントロール性能は◎

 

 

■ F 10F  R 86A

ブレーキロータ温度

413℃ 409℃
163℃ 150℃

BEST:1.55.897

Tanaka's memo

  • 踏力の弱いコーナーは、リリース性能がより向上し、
    コントロール性が高まった。
  • ストレートエンドは、少し効きが足りない。
  • 軽量化を行った車輌では、08Hの方がマッチングする
    可能性がある。

 

 

開発レポート 「モーターランド鈴鹿」ラジアルタイヤ

テスト車輌 スイフト  ZC31S  (TM 2号車)
テスト日 2012/03/16-19
サーキット モーターランド鈴鹿
コンディション DRY
気温 (気温) 12.3℃ (路温) 17.5℃
タイヤ ラジアル  クムホV700
F:225/45/16  R:205/45/16
ブレーキの仕様 F:純正
R:純正
フロント 50φブレーキダクト装着

 

■ F 08H  R 88B

BEST:48.760

Tanaka's memo

  • ブレーキは、冷える時間がなく、かなり高温になるので、
    高温に対応する摩材が必要。
  • エスケープが狭いので、もう少し、効きが強い方が安心
  • あまりフロント荷重にしたくないので、リアも効きが強い方が良さそう

 

■ F 10F  R 03C

BEST:47.615

Tanaka's memo

  • 10F 03C のバランスの方がマッチングする。
  • (ブレーキリリースにより、進入するコーナーが少ないので、
    ストレート区間で、一気に減速する走り方の場合)

    リアの効きを強くしたことで、ブレーキングでのノーズダイブが、減少した。

 

開発レポート 「鈴鹿ツインサーキットGコース」① ラジアルタイヤ

テスト車輌 スイフト  ZC31S  (TM 2号車)
テスト日 2012/03/19
サーキット 鈴鹿ツインサーキット(Gコース)
コンディション DRY
気温 (気温) 14.5℃ (路温) 21.0℃
タイヤ ラジアル  クムホV700
F:225/45/16  R:205/45/16
ブレーキの仕様 F:純正
R:純正
フロント 50φブレーキダクト装着

 

■ F 03C  R 88B

BEST:40.012

Tanaka's memo

  • ブレーキの効きが足りない(連続周回は厳しい・・・)

 

■ F 04M  R 88B

BEST:40.072

Tanaka's memo

  • 04Mでも、ブレーキが足りない (03C とあまり変わらない)

 

■ F 05K  R 88B

BEST:40.002

Tanaka's memo

  • 連続ラップになると、05K でも足りない
  • 08H または、10F が必要と思われる

 

開発レポート 「鈴鹿ツインサーキットGコース」② ラジアルタイヤ

テスト車輌 スイフト  ZC31S  (TM 2号車)
テスト日 2012/03/19
サーキット 鈴鹿ツインサーキット(Gコース)
コンディション DRY
気温 (気温) 9.1℃ (路温) 18.8℃
タイヤ ラジアル  クムホV700
F:225/45/16  R:205/45/16
ブレーキの仕様 F:純正
R:純正
フロント 50φブレーキダクト装着

 

■ F 10F  R 03C

BEST:39.444

ブレーキロータ温度

555℃ 558℃
   

Tanaka's memo

  • ブレーキは、 10F/03C にて、マッチングする
  • 連続ラップになると、1コーナーのみ、少し足りない気がするが、
    しかし、これ以上強くすると、他のコーナーで、コントロール
    しにくくなるように思う