車種別マッチングリスト

グラフの見方

グラフの縦軸はブレーキ踏力(ブレーキペダルを踏む強さ)と、実際にブレーキが効く強さを表しています。黒線がブレーキ踏力、そして、赤線がブレーキの効きの強さとなります。また、横軸は、時間の経過となり、コーナー進入時からブレーキのリリースが完全に終了するまでを表しています。

 

図1 理想的な効きのパッド

図1 理想的な効きのパッド

(黒線)に対して、効き(赤線)がリンクしていると、ブレーキを踏んだ強さに対して、効きがリニアに追従します。ドライバーは、 常に踏力に対する効きをイメージすることができる、とてもコントローラブルで、理想的なパッドのグラフです。

 

図2 効き過ぎるパッド

図2 効き過ぎるパッド

初期の効きが強く、踏力を一定にしても効きがどんどん強くなることから、ロックしやすい非常にデリケートなブレーキパッドです。また、リリースに対しても、効きが追従せず、張り付いたように感じることから、リリースコントロール性にも、問題があります。典型的な効き過ぎるパッドのグラフです。

 

図3 効きの足りないパッド

図3 効きの足りないパッド

初期の効きを始め、全体的に効きが弱いパッドであることがわかります。このような効きですと、踏力が異常に上がり、コントロール性も悪化します。典型的な効きの足りないパッドのグラフです。

 

前のページに戻る