ブレーキングマイスターへの道・ブレーキングテクニックのすべてがわかる

【STEP4】条件別 摩材選びのポイント!

スピードとブレーキ熱量の関係

このグラフは200km/hから停止するまで減速した場合と、100km/hから停止するまで減速をした場合の発生熱量を表しており、グラフ内の三角形の面積が、減速することで発生する熱量と考えられます。200km/hから停止までのグラフが作る三角形は、100km/hから停止までのグラフが作る三角形4つ分になっています。よって、減速を開始するスピードが2倍になると、発生する熱量は4倍にもなってしまします。ブレーキから発生する熱量は、減速を始めるスピードが高いと、加速度的に多くなるのです。

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